「覚えているかい」
「ケータイもネットもなかった時代を」


「土曜の授業が終わったあの解放感」
「ポロリを期待してウォータースライダーの出口をずっと見ていた興奮」
「修学旅行で行った京都駅ビルの見たことのない巨大さ」
「炭酸は骨が溶けると力説していた大人」
「ぬ～べ～の好きな食べ物」
「交代させられた三井が飲んだポカリの本数」
「ハイパーヨーヨーのずっしりした手ごたえ」
「比古清十郎の声の違和感」
「スキーを滑ってるときの視界と遠くの景色」
「夜のゲレンデの耳が痛いほどの静けさ」
「変なとこにしかいなかったマザー２のヒント屋」
「仮装大賞で０点をとったピエロ」
「夜更かししてこっそり見たボキャブラ天国の面白さ」
「ぼのぼののアニメの最終回」
「ドラえもんの作者がドラえもんを描きながら死んだと話題になったこと」
「シャドームーンのかっこよさ」
「ねるねるで何が一番おいしかったか」
「冬にミニ四駆のモーターを脇の下で温めたこと」
「好きだった子のキャミソール姿」
「こち亀に出てきたDDR」
「B'zに心酔してた先輩の顔」
「スーファミの桃鉄で覚えた日本中の地名」
「女湯が覗けるとわかった時のドキドキ」
「ウォーリーを探せでウォーリーに丸がついていたこと」
「図書室のズッコケ三人組に折り目がついていたエロいシーン」
「大人のふりかけのCMに共感したこと」
「変だったTVチャンピオンのエンディングテーマ曲」
「清水寺の小ささ」
「金閣寺の中のクーラーも金色だったこと」
「新聞の長者番付で見つけた好きな漫画家」
「欲しかったGショックとスプーンのデザイン」
「センター試験に持ち込んだお気にの時計」
「夜間光り輝くコンビニの神々しさ」
「人生は学歴で決まると叫んでいた塾の先生」
「それに頷く両親」
「おしゃれカンケイに出てきた華原朋美の箸の持ち方」
「夜中の声優ラジオにハマってた同級生」
「"にらなっつきはち"というパスワード」
「ヤマンバギャルの顔面模様」
「コギャルもいつかは親になる、としみじみしていたTV解説者」
「どこまでも追ってくるからくり武者の恐さ」
「料理の鉄人の時間稼ぎ」
「好きな人にした心理テストの内容」
「初期衝動(by黒夢)」
「最後に買ったMDウォークマンの色」
「箱根駅伝を熱心に見ていた爺ちゃんの後ろ姿」
「替え歌が異常にうまかった同級生」
「TVを直すより買ったほうが安い、に怒っていた婆ちゃん」
「HEY×HEY×HEYの松っちゃんのトーク内容」
「プレステのコントローラーのほっそりした握り心地」
「winter fallを冬の朝通学しながら聞いたこと」
「カリブの海賊のレストランに入りたかったこと」
「ミリオンヒット曲で泣いたあの純粋な想い」

「大人になっていくにつれ」
「何かを忘れて　何かを無くしていくのだろう」

「時間は待ってはくれない」
「記憶は永遠に見えても」
「鮮やかさは少しずつ褪せていく」

「だから…」





何もかも面白かった90年代コミュニティです。
「おっさんホイホイとゆとりホイホイの間を埋める」ということを
'01年高卒の三千世界がやっています。
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