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化物語を語るうえで解呪の儀を避けて通ることはできない。
倖時間(以下「AT」)のメイン突入契機であり、いかにこの解呪の儀を成功させられるかどうかが化物語での勝敗を左右する重要なファクターである。
この解呪の儀、通常時のチャンス役(ここではチャンス目或いは強チェリーを指す)成立時内部的に抽選に当選した場合、一定の前兆を経て発動する。
ここではその前兆において注視すべき幾つかの特定演出について触れてみたい。
まず採り上げるべきは「階段」であろう。この「階段」、通常時演出として発生した時点で基本的にレア小役を示唆する役割を担っている。
したがって非前兆(フェイク前兆を含む)時に「階段」演出でレア小役を否定することはまずない。
しかし、チャンス役成立後内部的な状態が前兆(フェイク前兆を含む)へ移行した場合には主に本前兆示唆演出としてその役割を変える。
特に「階段」演出時、小役非成立での「白大」は本前兆滞在濃厚であり、「青大」「黄大」も非常に強力な本前兆滞在示唆といえる。
では「白小」「青小」「黄小」はどのように捉えるべきかといえば、基本的には本前兆滞在を期待して然るべき演出である。
ただし、これら「小」はフェイク前兆滞在時に発生することが確認されているため一概に濃厚演出という枠組みで捉えるのはいささか早計である。
この「小」がフェイク前兆時に発生するのは主に前兆前半部で、前兆移行契機役成立後比較的早い段階で単体で出現するものと推測されている。
故に、ある程度前兆が成熟した段階でこれら「階段」演出時のレア小役否定が確認できれば「大」「小」を問わず本前兆滞在=解呪の儀発動を察知できる。
とはいえ、階段演出が主に発生する背景である昼背景及び夕方背景は化物語の前兆シナリオパターン的に概ね前半部となり、夜背景或いは学習塾への移行を経たうえで前兆に滞在したまま昼背景或いは夕方背景に移行するパターンそれ自体が本前兆濃厚パターンであるので、前兆後半部での「階段」演出時のレア小役否定が本前兆濃厚となるのは至極当然ともいえる。
また、「階段」演出時のレア小役否定はレア役成立の一部で抽選されている特殊出目の潜伏中にも発生しやすい演出の一部として知られている。
特殊出目潜伏中には連続演出に発展しにくくステージ移行も発生しにくいという特徴があり、大半の前兆シナリオパターンでは早い段階での連続演出発展或いはステージ移行を伴なうので、チャンス役成立後に「階段」演出時のレア小役否定を確認したうえで連続演出に発展しないままステージ移行も発生しないという状況になれば特殊出目潜伏濃厚といえるだろう。
ここまでチャンス役成立後の前兆における「階段」演出時のレア小役否定の役割について触れてきたが、スイカや弱チェリー成立後ではこの「階段」演出時のレア小役否定はその意味合いが一変する。
スイカや弱チェリーを契機に移行するフェイク前兆での「階段」演出時のレア小役否定は未だ確認されたことはないからだ。
したがってスイカや弱チェリー成立後に「階段」演出時のレア小役否定が発生すれば、それ即ち何れかの本前兆滞在濃厚となるのだ。
スイカ後であれば解呪の儀或いは特殊出目潜伏が濃厚となり、弱チェリー後では解呪の儀が弱チェリー成立時に抽選されていないこともあり特殊出目潜伏濃厚となる。
なぜ化において右怪異を狙わず中・右を狙うかというと、右を狙わないことで目押し機会を軽減させるとともに中怪異のみ停止時の中怪異のみという絶望しかない出目に対し、もしかしたら中右かもしれないという淡い期待感を解呪中およびAT中に抱くことができることはさておき、右を狙わないことにより大きなサプライズが2つの場面で発生しうるのである、まずは解呪中、主にアララギカットイン時の中左怪異停止時であり、2個停止でありかつ左も停止しているということを加味しつつ途中発展を期待しつつボタンを押すまもなくマックスベットを叩くその刹那の瞬間にAT開始というサプライズが右を狙わずに怪異揃いをフォローしないことで発生するのであり、これはAT中倍倍チャンス時の逆押しナビ時にも同じ状況が生まれ、中左怪異停止から一転攻勢のベット超倍倍チャンスというサプライズが至極稀に訪れるかもしれないのであり、中左怪異停止時の超倍倍告知後怪異揃いだと確信しレバーオンでエクストラサービスが発生しないという状況にも稀に遭遇できるかもしれないのではあるが、それよりも大事なことは解呪中の左のみ停止と中左停止をしっかりと判別することができるという点にも注目すべきであり、停止させることに意味を持たない中怪異は狙わないという打ち手も多数存在することと思うが、怪呪中アララギカットイン時の左怪異停止時、中怪異を狙っていない場合中左なのか左のみなのかを判断できかねる状況が発生してしまい、もし仮に左停止のみであれば途中発展時点で画定となり手に持っていたコインを下皿にドヤぶち込みできる状況がもしかしたら中左怪異停止時のAT非当選時の25%でのガセ途中発展かもしれないと疑心暗鬼となり手に持つコインを握り締めながら演出の展開を眺めるしかないという非常に歯がゆい展開になりかねないことを考慮しなければいけないと考えながら、中怪異を狙うことによる大きな利点とは何かを考えてみることと、右怪異停止時は必ず中怪異も止まるという法則から右怪異を狙わず中怪異停止時の成立フラグは中右怪異停止あるいは中怪異のみ停止あるいは中左怪異停止又は怪異揃いであり、中怪異を狙って止め、かつ左怪異をフォローしていれば狙えば怪異がとまる場面においてすべてのケースでリール上に中或いは左に怪異を停止させることとなるわけだが、これにより中を狙わないというスタイルでは味わえない解呪中の逆押しナビ時(主に非カットイン時)の狙っても怪異がとまらないのみボタンプッシュ発生という状況すなわちオーラレインボーがほぼ濃厚となる状況を確実に察知できることとなるわけであるわけだが、正直な話どうでもいいのである。
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