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    演歌、ムード歌謡と和製ポップス
    2010年07月05日 10:02 更新
    このジャンルのコミュがなかったので義憤に駆られてつい作ってしまいました。 おもに中高年の方をターゲットといたしますが若い人も(お好きなら)どうぞ。 いつか大カラオケ大会やっておまいらの歌声を生放送で届けたいと思います^^。 ・演歌 コブシとヨナ抜き音階を特徴とする歌謡曲。60年代にそれまで「流行歌」と呼ばれたジャンルが衰退したことで、さまざまなジャンルの音楽が発生した中のひとつである。すなわち今で言う演歌は60年代が起源なわけで、これは意外に思う人も多いはず。それほど古いジャンルではないのである。 「30歳を越えると聞きたくなる」と言われる通り、客層は総じて高め。瞬発力がないためチャートへのランクインはほとんどないが、長期間にわたって定位置をキープする持続力があり、年間チャートでは上位にくることもある。 歌詞の内容は恋愛、故郷、酒、人生など幅広いが、日本的な題材が選ばれることが多いようだ。 ・代表的な歌手 北島三郎 吉幾三 五木ひろし 石川さゆり 坂本冬美 小林幸子 ・ムード歌謡 歌謡曲の一種。進駐軍キャンプなどで演奏していたハワイアン/ラテン/ジャズバンドが、米軍撤退後に銀座や赤坂でダンサブルな曲を演奏したことが起源となり発祥。50-60年代にはブームとなり歌謡曲の本流とも言える存在であった。 ナイトクラブを舞台とするため、歌詞は夜や酒場、大人の恋愛を描いたものが多く、前述の演歌に比べ都会的な印象を与える。地名を冠した「ご当地ソング」もムード歌謡の特徴のひとつである。 ・代表的なグループ/歌手 和田弘とマヒナスターズ 敏いとうとハッピー&ブルー 秋庭豊とアローナイツ フランク永井 石原裕次郎 青江三奈 ・和製ポップス 洋楽ポップスの影響を多く受けた歌謡曲。カバー曲なども含まれる。ここでは坂本九の「上を向いて歩こう」、ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」などの、60年代ごろから始まったものを中心としたい。80年代にも同じ名前のジャンルがあったが、それとは別。 歌謡曲と互いに影響をおよぼしあったことで、作曲家、歌手ともに深くクロスオーバーしている。前述の演歌とこの和製ポップスは、60年代以降の音楽の二大ジャンルとなっていた。すなわち演歌でなければ和製ポップスと思っていただいて(ほぼ)間違いない。 ・代表的な歌手 伊東ゆかり 中尾ミエ 由紀さおり 奥村チヨ ちあきなおみ 以上、参考資料の多くはwiki(キリッ とは言うものの、じゃあムード歌謡は和製ポップスじゃないのかと聞かれたら困るわけで。お嬢は演歌も歌ったしポップスもやったしムードも得意だし。「居酒屋」はムードに含まれちゃうし「夜桜お七」は演歌でないと言われればそんな気もするし。結局言った者勝ちというか、ジャンルなんてあってないようなもんなんだよと。ムズカチイネ