コミュニティプロフィール
★ ご挨拶
僕は庭で一人の哲学者と一緒に座っている。彼は近くにある木を指さして、何度も何度も「私はあれが木であることを知っている(Ich weiß, daß das ein Baum ist)」と繰り返す。誰かがやってきてこれを聞く。そして僕はその人に言う。「この人、頭がおかしいわけじゃないんです。僕たちはただ、哲学をしているだけなんです。」
——ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン(『確実性について』§467)
哲学者——とは、非凡な物事を絶えず経験し、見て、聞いて、疑って、希望して、夢見る人間である。まるで外側から、天から地から、まるで*彼の*タイプの出来事と稲妻によって、彼自身の思考に打たれる者である。ひょっとしたら彼自身が新しい稲妻をいくつも抱え込んだ嵐なのである。周囲には轟音とうなり声と、亀裂と、そして不気味な行いが絶え間なくあるような致命的な存在。哲学者——ああ、しばしば自分自身から逃走し、しばしば自分自身を恐れ——しかしながら、いつもまた「自分自身に到来」(zu sich zu kommen)せざるにはいられぬほどに探究的な存在——
——フリードリヒ・ニーチェ(『善悪の彼岸』§292)
動画シリーズ『哲学の「て」』(mylist/11290022)の中の人、ゆーきのコミュニティです。生放送は『哲学の「て」 v.v.』というタイトルで配信、企画モノの一部はアーカイヴとしてまとめています(mylist/14908859)。『哲学の「て」』シリーズに関心のある方は、基本的に参加をお勧めします。生放送では、「哲学する」ということを「自分でよく考えて、人と話し合う」くらいの広い意味でとらえて、哲学とその周辺にあるいろいろな話題を取り扱っていこうと思います。さしあたって文学、音楽、絵画、歴史など、雑食でやります。掲示板は自由に使って下さい。
∩( ・ω・)∩ コンニチハ
★ そのうち放送!かもしれない企画
かつてのOPERA(Oshaberi Philosophy Electronic Reading Assemblage=お喋り哲学電子読書の集い)のようなちょっと計画的な企画もまたしたいですね…。基本的に企画モノの配信をやる時は掲示板やツイッタ等で告知をします。
(∩・ω・)∩
★ 過去に放送した企画(抜粋)
ど、どうしたんだろう…2015年夏頃からの記憶が一切ないんだ…◆
( ∩・ω)
★ 中の人について
哲学者です。
( ∩・ )
★ 『哲学の「て」』本編について
なかなか新作が制作できない状況ですが、気長にお待ちください><。アップロードした動画はここを出身コミュに設定しています。
( ∩ )
★ コテハンについて
コテハンを名乗っていただくのも、匿名でコメントしていただくのも完全に自由です。初見さん、一見さんも常時歓迎。ただし、コメントヴューアを使っていない視聴者も多数いらっしゃいますので、コテハンを使用する場合は、最初に一度名乗るだけでなくコメントの度に「@某」と付していただくと良いと思います。あるコメントが誰のものなのか、生主には見えているのに他の視聴者には必ずしも見えていない、という不透明な状況はできればつくりたくないと考えます。
∩( )∩
★ 184(匿名)コメントについて
ニコニコ生放送では、プレーヤ内の設定で、自分のコメントを184(匿名)にするかどうか設定することができます。184コメは暗号化されたIDと一緒に送信されます。184コメにするチェックボックスを外すと、コメントは自分のユーザIDと一緒に送信されます。視聴者としては、184コメントを表示しないという設定ができます(「NG設定」タブ)。184設定を解除し、自分のユーザIDを開示することで、コテハンをつけることなく、そのID(アカウント)の保持者としてコメントに責任を持つ、という意志を示すことができます。ニコ生では、視聴者のコメントが配信の内容に即時的・直接的な影響を与えることが多くあります。184コメ設定を解除してコメントするということは、よりニコニコできる配信をつくるために視聴者として積極的にできる行動の一つであるといえます。もちろん、最終的な判断はユーザ一人一人の問題ですが、ニコニコ動画における倫理的問題に関して、動画製作者・配信者・運営だけでなく、視聴者にもできることがある、ということを考えてみてください。
(∩ )
★ コンタクト
ニコニコユーザプロフィール→ user/126228
個人ウェブサイト→ https://ohtayuuki.wordpress.com/
ツイッター @yuuki_with2us
(・∩ )
★ ことば
科学への情熱に身を任せよ、自然は言う、しかしあなたの科学が人間的であるようにしなさい、それが行為と社会に直接的な関連を持つように。難解な思索と深遠すぎる研究は禁止します。それらが運んでくる物悲しいメランコリィと、それらがあなたを巻き込む終わりのない不確実さと、そしてあなたが突き止めたつもりになっている発見が伝達された際に受ける冷たい受容によって、厳しくこれを罰します。あなたは哲学者でありなさい。しかし、あなたの凡ての哲学の中にいてなお、一人の人間であるように。
——デイヴィッド・ヒューム(『人間知性に関する探求』§1)
より実直に、より頻繁に、それらについてよく考えてみればみるほど、いつも新しく、そして膨らみ続ける感嘆と崇敬で心を満たすものが二つある。私の上にある星々の輝く天空と、私の内にある道徳律だ。それがあたかも私の地平の彼方の超越的な領域にあり、不明瞭なヴェールで包まれているものであるかのように、これら二つを探し求め、憶測する必要は、私にはない。それは両者ともに私の目の前にあって、私は私自身の存在の意識に、直ちにそれらを結びつけるのであるから。
——イマヌエル・カント(『実践理性批判』Ak 5:161-2)
というよりはむしろ、“そういう”物事がコミュニケートされている理由を理由として(なぜならそれは僕たちが共有している、あるいは共有しうる、世界に関するニュースだから)、僕が見たり、聞いたり、気がついたり、または理解するに至った何かを君に伝えたい、ということだ。ただ、僕には君に伝えることができない、ということがわかる。そしてこれが、君に伝えるということをかえってそれだけいっそう切迫したものにするんだ。(…)僕は誠実さというものが別に何かの証明になると言いたいわけじゃない——それは純潔さや真性だけでなく、狂気や悪の証明にもなりうる。僕が言いたかったのは、それが現代の芸術[modern art]にどういった賭けが懸かっているかを見せてくれるということだ(…)現代の芸術家、そして現代に生きる人間の課題とは、それに対して彼が誠実で真剣であることのできる何かを見つけることだ。彼が意味することのできる何か。そして彼にはまったくできないかもしれない。
——スタンリー・カヴェル(「“解曲”された音楽(Music Discomposed)」)
(ω・∩ ) チラッ
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