最近の日本男児はフニャチンだと思う。

でもそれじゃあアカン。
大きく育たなアカン。
目指す所はワイルドな男。
やはり日本海の荒波に揉まれ、揉むに揉まれて、色んな所を揉みしだかれ、返す刀で揉み返し、揉み返されては、また揉み出す。
電話口の第一声は「もみもみ？」
「モミモッミみー！！もみ？もみもみもみ。モミモミーッ！！！！」

はい、
そういうわけでね、
ワールドワイドでマイルドなワイルドにならなきゃダメだと思うんです。

アイドルなんてもう古い。
これからはワイドルじゃ！
ワイドル（※）の時代じゃあぁ！（※猥ドル）

ワイルド。
言い換えれば、悪い度。

そう、
ワイルドな男は悪い！

見た目は醜悪！
態度は最悪！
存在自体が大迷惑！
ＯＨ！ＹＥＡＨ！

それでは、てっとり早くワイルドになるために以下のプロセスを踏まえ本物の漢になってみましょう。

◎優しいだけでは男じゃない。
→優しくなければ意味がない。
→ワイルドじゃなければもっと意味がない。
→むしろ死んでいる。
→貴様は既に死んでいる。
→ワイルドでなければ生きていけない。
→ワイルドを極める者こそ真のワイルドであり漢。
→ワイルドに必要な物はタフネス。
→タフネスといえば、体力と筋肉。
→筋肉ニクニク２×９＝１８

そうです。

焼肉屋です。

漢らしい焼肉屋のマナーを身に着け本物の漢になりましょう。


【漢のマナー（焼肉屋編）】

１．焼肉屋に到着する前に～
「漢たるもの～ 」
・汚れてもいいように全裸がベストだが、寒ければ服を着る。
→状況に合わせたコーディネートでワイル度ＵＰ
・店の下調べはしない。
→ダイナミックでワイル度ＵＰ
・３回ほど道を間違えるが、慌てない。
→人生はトラブルの連続。冷静な対処でワイル度ＵＰ
・２回目は店を間違え床屋に入る。「マスター。肉とメシを。」と言い、怒られる。
→怒られても「ハッハッハ。それは失敬した。」ピンチをチャンスに変えてワイル度ＵＰ
・間違える度に「空腹は最高の調味料だ！」などの小粋なセリフを言う。
→空気が和みワイル度ＵＰ

２．焼肉屋に到着。食べる前に～
「漢たるもの～ 」
・店内に入った瞬間に大きな声で「ただいま！！」と叫ぶ。
→礼儀正しくワイル度ＵＰ
・店員が来たら席まで逆に案内をする。
→自ら先頭に立つ勇敢さでワイル度ＵＰ
・席についたら即座に注文。メニューは見ない。
→迅速な行動でワイル度ＵＰ
・人数分のジンジャーエールを注文する。
→炭酸がシュワシュワでワイル度ＵＰ
・続けざま「ありったけの肉とありったけの米を！」
→豪快でワイル度ＵＰ
・店員に「無理です。」と言われ、一言「あ、そう。」
→潔さでワイル度ＵＰ
・肉を全種類（人数分）注文し直す。あくまでもメニューは見ない。
→信念を貫きワイル度ＵＰ
・人数分と言ったが、自分を数に入れ忘れる。
→自己犠牲でワイル度ＵＰ

３．食事、その後～
「漢たるもの～ 」
・人数分のジンジャーエールを独占。ガブ飲み。
→一気飲みで更にワイル度ＵＰ
・来た肉を片っ端から食す。
→もちろん生でワイル度ＵＰ
・お腹がいっぱいになったら「毒見完了！」
→皆の安心感＋ワイル度ＵＰ
・肉を３切れ焼いたら網交換を頼む。
→清潔感でワイル度ＵＰ
・ヒマになったので店内を散策。緊急時に備える。
→客層・店員数・非常口把握でワイル度ＵＰ
・席に戻るとみんながいない。財布もない。
→孤独に耐えてワイル度ＵＰ
・無銭飲食でさりげなく逮捕される。
→さりげなさで周りの客に迷惑をかけずワイル度ＵＰ


最後に、厳しい獄中生活で本物の漢になり完成です。


ありがとうございました。


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