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    OO
    2016年02月24日 15:27 更新
    OO 『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)は、日本のテレビアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品群。ハイビジョン制作。作品タイトルの「ダブルオー」の正式表記は「00(数字のゼロ2つ)」で「OO(アルファベットのオー2つ)」は誤りである。 キャッチコピーは「ガンダムによる全戦争行為への武力介入を開始する」(ファーストシーズン)、「その再生を破壊する-」(セカンドシーズン)。 人型の戦闘用ロボット「モビルスーツ」が活躍する戦争を舞台にした、ガンダムシリーズ作品の1つで、SDガンダム関連作品を除けばシリーズ最後[注 1]の地上アナログ放送作品でもある。 目次 [非表示] 1 概要 2 物語 2.1 ファーストシーズン 2.2 セカンドシーズン 3 用語・登場人物・登場兵器 3.1 登場人物 3.2 登場兵器 3.3 組織、国家 3.4 兵器関連 3.5 その他の用語 4 スタッフ 5 主題歌 5.1 オープニングテーマ 5.2 エンディングテーマ 5.3 挿入歌 6 各話リスト 7 映像特典 7.1 Blu-ray / DVD 8 放送局 9 公式外伝 10 その他関連メディア 10.1 漫画 10.2 小説 10.3 ゲーム 10.3.1 クロスオーバー作品 10.4 ドラマCD 10.5 ラジオ 10.6 スペシャルエディション 10.7 映画 10.8 連載企画 10.9 その他書籍 11 脚注 11.1 注釈 11.2 出典 12 関連項目 13 外部リンク 概要[編集] 本作は西暦の延長線上とした架空の紀年法が使われていた過去の作品と異なり[注 2]、西暦2307年(ファーストシーズン開始時点。放映当初から丁度300年後)の地球を舞台に、武力での戦争根絶を目的とした私設武装組織「ソレスタルビーイング」を主軸に据えた物語となっている。 ガンダムシリーズ通算12作目[4][注 3]に当たり、テレビ放映では初めて前期(ファーストシーズン、25話分)と後期(セカンドシーズン、25話分)からなる分割放送を行った。これによって、シリーズとしては同一作品の中で複数の時代にわたる物語が初めて描かれたこととなり、物語にも明確な区切りを設けての放送となった[注 4]。 ファーストシーズンは2007年10月6日から2008年3月29日までMBS・TBS系列「土6」(一部地域遅れネット)にて[注 5]、セカンドシーズンは2008年10月5日から2009年3月29日まで「土6」枠の後継枠であるMBS・TBS系列「日5」(全国地域同時ネット)にて、それぞれ放送された。 ファーストシーズンは前々番組『天保異聞 妖奇士』の後番組として放送する予定だったが諸事情により2クールで終了したため繋ぎ番組として『地球へ…』を放送した上でスタートした。 なお、ガンダムシリーズのテレビ作品では初のハイビジョン制作である[5]。 さらに2010年9月には、シリーズ完結編として映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が公開された。 物語[編集] 西暦2307年、人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源として宇宙太陽光発電システムと軌道エレベーターを実用化していたが、莫大な建造費が必要なこれらのシステムを所有しその恩恵が得られるのは「ユニオン」、「AEU」、「人類革新連盟」の世界三大国家群のみだった。それらの超大国間には全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態が継続し、また、いずれの国家群にも属さなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。 ファーストシーズン[編集] 西暦2307年、新型モビルスーツ(以下“MS”)の公開軍事演習を行っていたAEUは、突如所属不明のMS2機の襲撃を受ける。額に“GUNDAM”と刻印されたそれらの機体は、圧倒的な機動性と攻撃力でAEUのMSを破壊していった。同じころ、人類革新連盟の宇宙ステーションを襲撃したテロリストを、同様の刻印が施された別の2機が迎撃し、多数の市民の命が救われた。 この騒動にメディアが沸き立つ中、世界に向けて1つの声明が発表される。4機のMS「ガンダム」を所有する私設武装組織「ソレスタルビーイング(以下“CB”)」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。 莫大なエネルギーを生み出す「太陽炉」こと「GNドライヴ」を搭載した4機のガンダムを操るのは、刹那、ロックオン、アレルヤ、ティエリアら4人のガンダムマイスター達。武力介入を行ないながらも、その最中に人命救助を行なうなど、彼らの存在に世界は混乱。存在を否定するかのごとくテロが起きる一方、彼らを正義だと称える声もあり、賛否両論が巻き起こる。また、日本に暮らすごく普通の学生、沙慈も世界の変革へと徐々に巻き込まれていく。 各国家群は己の威信をかけ、ガンダムを手に入れようと様々な作戦を実行。各国家群のエースパイロット達も出撃するが、ガンダムとの性能差の前にことごとく敗北、CBは着実に武力介入を達成していった。そうした中で、世界三大国家群は史上初の合同軍事演習の名目で、大規模なガンダム鹵獲作戦を決行。圧倒的な物量を前についにガンダムも敗北するかと思われたその時、「トリニティ」を名乗る新たなガンダムマイスター達が出現する。彼らによって窮地を救われた刹那達だったが、彼らはこれまでの武力介入を手緩いものとし、より過激な武力介入を始めた。 民間人をも巻き込むトリニティの武力介入に疑問を感じた刹那達は彼らと決別するも、彼らの介入による市民達の憎悪がCBに向けられていた。そんな中、CBの監視者の1人であるアレハンドロの裏切りにより、「擬似太陽炉」こと「GNドライヴ[T]」が各国家群へと渡る。トリニティによる過激な武力介入は、CBの計画を掌握しようとする彼の計略であり、CB討伐を行う国連軍結成を促すための布石だった。用済みとなったトリニティは始末され、さらには謎の少年リボンズの協力によって、CB計画の要である量子コンピュータ(量子型演算処理システム)「ヴェーダ」も掌握されてしまう。 擬似太陽炉搭載機を手に入れた各国家群は、国連軍を組織し、ガンダム殲滅作戦を決行する。CBの初期計画は破綻し、仲間を次々と失いながらも、戦いの果てに平和があると信じ、刹那達は最終決戦へと挑む。死闘の末にアレハンドロは倒されるが、CBも壊滅的な打撃を受けメンバーも離散することとなる。 セカンドシーズン[編集] 西暦2312年。各国家群は地球連邦として統一を果たし、世界は1つになりつつあった。しかしその裏では独立治安維持部隊「アロウズ」によって、反連邦主義や思想への弾圧や虐殺が行なわれており、世界は未だに歪んだままであった。夢を叶えて宇宙技術者となった沙慈はアロウズによる弾圧に巻き込まれ、国連軍との決戦を生き延びるも孤独となった刹那は再び戦いへと身を投じていた。 アロウズによって捕えられていた沙慈と偶然再会した刹那は、彼を救出し満身創痍のガンダムで戦うが、すでにアロウズの機体は従来のガンダムの性能を超えており、苦戦を強いられる。しかし、そこに水面下で活動していたティエリアを始めとする新生CBが救援に現れ窮地を脱し、刹那は新たな機体・ダブルオーガンダムを手にする。先の戦いで死亡したロックオンことニールに代わり弟のライルを加え、アロウズに捕えられていたアレルヤを救出し、CBは再び歪みゆく世界に戦いを挑む。 一行は戦いの中で反連邦組織「カタロン」と合流するが、CBの介入がガールフレンドのルイスとの別れと、姉の絹江を失う間接的な要因を作ったと思う沙慈は、未だ戦いをやめようとしない彼らに反発し逃亡、そこを連邦正規軍に拿捕されてしまう。事情を説明し潔白を証明しようとしたが、その行動が原因でカタロンの基地がアロウズに襲撃され、多数の人命が失われてしまう。その自己中心的で軽率な行動を「無自覚な悪意」だと沙慈はティエリアに責められ、戦いから目を逸らし続けてきた彼はその償いのためにCBに同行する決意をする。 そして刹那たちは調査の末、アロウズを影で操っていたのは、「イノベイター」を自称するイオリアの真の計画を進めるために生み出された人工生命体「イノベイド」達であることを突き止める。倒すべき敵を見つけたものの、アロウズは日増しにその力を強め、ついには衛星兵器「メメントモリ」によって、中東の一国を滅ぼすほどとなっていた。情報統制によって真実は世界に伝えられぬままではあったが、歪みは連邦内でも確実に広まっていた。沙慈は戦いの中での偶発的な要因から、ダブルオーガンダムの支援機であるオーライザーのパイロットとなり、ダブルオーとの合体を成功させCBの危機を救うが、直後の未知なる現象により、ルイスが家族の復讐を目的としてアロウズに所属していることを知る。激しく苦悩する沙慈だったが、彼女を救うことと無意味な戦いを止めるための「守るための戦い」をすることを誓った。 CBがメメントモリの破壊に成功してから数日。連邦内でクーデターが起こり、市民6万人が人質にとられアフリカの軌道エレベーターが占拠される。彼らの目的は人質達にアロウズの蛮行を伝え、真実を世に知らしめることだった。しかしアロウズは真実が露見する前に、密かに建造していたもう1基のメメントモリで、人質ごと軌道エレベーターを破壊し隠滅を図る。刹那達は再びメメントモリの破壊へと向かうが、メメントモリの攻撃によって軌道エレベーターは崩壊し、地表には無数の破片が降り注ぐ大惨事へと発展した。この時には、CB・連邦正規軍・アロウズ・カタロン・反乱軍が協力して破片落下阻止に当たった。後に「ブレイク・ピラー」と呼ばれるこの事件は反連邦勢力の仕業として公表され、アロウズは強硬な姿勢を強めていくが、その一方で皮肉にも人々の意思は1つとなっていた。 「ブレイク・ピラー」事件から4か月。CBは2基目のメメントモリの破壊を成功させ、アロウズ・イノベイター勢力の打倒と「ヴェーダ」奪還のために動き出す。CBの下にはカタロン、更に様々な事件を機に決起した連邦正規軍も加わり、アロウズ・イノベイター勢力との最終決戦が行われる。ダブルオーのトランザムバーストの発動によりヴェーダは奪還され、ルイスも憎しみの感情から解き放たれた。 戦いは、自分こそが人類を導く存在だと自負するイノベイター勢力の首魁リボンズと、未来のために戦う刹那の一騎討ちによって締め括られる。イノベイター勢力は敗北し、数々の所業を暴かれたアロウズは解体され、CBは今後も紛争の抑止力となって世界と対峙し戦い続ける道を選択する。
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    蜂捕り屋さんのコミュニティ
    2012年04月04日 11:03 更新
    皆様健康でお暮しの事と存じ 私は大分県豊後高田市より蜂の駆除 依頼され早10年人命救助を基とし 日々努力致しております。 ここ昭和の町は六甲満山の中心地に在り 仏の里でも有名な地でもあります 一度ご来店頂きます様、お願い申し上げます。 大分県豊後高田市新町1区 蜂捕り屋
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    TIGER&BUNNY/タイガー&バニー
    2023年05月21日 13:14 更新
    アニメ TIGER&BUNNY (略称:T&B、タイバニ)のファンコミュニティ(非公式)です。 崖っぷちベテランと扱いにくい新人、最悪で最高のヒーローコンビ誕生! 都市シュテルンビルトは、さまざまな人種、民族、そして『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存している、『NEXT』の中には能力を駆使して街の平和を守る『スーパーヒーロー』(正社員)たちがいる。 ヒーロー達はスポンサーロゴを背負って、企業のイメージアップとヒーローポイント獲得のために事件解決や人命救助に奔走している。その模様は『HERO TV』で中継され、各々『キングオブヒーロー』の座を目指し年間ランキングを争っている。 ヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、ヒ-ローとしてのピークを過ぎたベテランヒーロー。上司の命令には従わなければならないものの、市民の安全の為には器物破損も厭わない、我が道を突き進むタイプ。 彼には、いつしか『正義の壊し屋』という有難くない称号 が・・・。 そんな虎徹が、突然新人ヒーローのバーナビー・ブルックス Jr.とコンビを組むことに。 仕事も私生活も崖っぷちのベテラン、ワイルドタイガー と 有能だが扱いにくい新人バーナビー・ブルックス Jr.が 対立しながらも悪に立ち向かう―――痛快バディヒーローアクション! …………………………………………………………………………………………………………………………… ▼CHARACTER&CAST……………………………………………………………………………… 正義の壊し屋/鏑木・T・虎徹(ワイルドタイガー) CV:平田広明 スーパールーキー/バーナビー・ブルックスJr. CV:森田成一 ヒーロー界のスーパーアイドル/カリーナ・ライル(ブルーローズ) CV:寿美菜子 西海岸の猛牛戦車/アントニオ・ロペス(ロックバイソン) CV:楠大典 キング・オブ・ヒーロー/キース・グッドマン(スカイハイ) CV:井上剛 稲妻カンフーマスター/ホァン・パオリン(ドラゴンキッド) CV:伊瀬茉莉也 ブルジョワ直火焼き/ネイサン・シーモア(ファイヤーエンブレム) CV:津田健次郎 見切れ職人/イワン・カレリン(折紙サイクロン) CV:岡本信彦 謎のNEXT/ユーリ・ペトロフ(ルナティック) CV:遊佐浩二 ウロボロス/ジェイク・マルチネス CV:藤原啓治      クリーム CV:根谷美智子 その他の人々/アニエス・ジュベール CV:甲斐田裕子       アルバート・マーベリック CV:福田信昭       アレキサンダー・ロイズ CV:横島亘       ベン・ジャクソン CV:宝亀克寿       鏑木楓 CV:日高里菜       斎藤さん CV:岩崎ひろし       マリオ CV:太田真一郎       ケイン CV:勝沼紀義       メアリー CV:ふしだ里穂 …………………………………………………………………………………………………………………………… OPテーマ 『オリオンをなぞる』/UNISON SQUARE GARDEN 『ミッシングリンク』/NOVELS EDテーマ 『星のすみか』/藍坊主 『マインドゲーム』/珠妃 Tamaki 企画・原作 サンライズ 制作 サンライズ バンダイビジュアル 毎日放送 MBS 4月2日より 毎週土曜 25:58~ USTREAM 4月2日より 毎週土曜 25:58~ TOKYO MX 4月5日より 毎週火曜 23:00~ BS11 4月9日より 毎週土曜 24:30~ 公式サイト(サンライズ) http://www.tigerandbunny.net/ 公式サイト(MBS) http://www.mbs.jp/tigerandbunny/ 公式Twitter http://twitter.com/#!/TIGERandBUNNY USTREAM http://www.ustream.tv/user/TIGERandBUNNY バンダイチャンネル http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=2963&mvc=2_0_155444_1 …………………………………………………………………………………………………………………………… コミュニティの運営について ・生放送主としてマナーを守る(BANになりかねないような行動など) ・タイムシフトをつける(管理人がたまに確認したいので。強制ではないです。) ・宣伝行為を中心に放送を行わない(宣伝自体はOK)。 ・基本的に放送内容(ジャンル)、枠数、放送時間などは生主さんにお任せします。 以上に関して問題があった方は放送権限を剥奪します。 ※毎回、管理人に許可を取る必要はありません。注意などはコンタクト時に詳しくお伝えします。 ◆関連動画の登録に関して ・関連した動画であればどんどんしていただけるとありがたいです。
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    リンクは何も貼らない。ワンクリックじゃ分からないから。 -------------------------- もともとこのコミュニティは、ネットゲーム「Paperman」のオフラインイベント会場からの中継として使用していました。 -------------------------- 2011.3.11 PM2:46 東日本大震災 発生 国内観測史上初のマグニチュード9.0 死者数も阪神淡路大震災を超え、行方不明者をあわせると戦後最悪の大災害となってしまった。 災害は防げない・・・でも、さらなる災害は防げるのでは・・・? そのころ被災地では、餓死するか凍死するか・・・命の瀬戸際に立たされていた。 助けを待つ被災者からの声を、人命救助の媒体に伝えると・・・ 「被災地の現状がわからないので、義援金のみ募集してます(栃木県庁答え)」 「他にやる事があるので、被災地に物資調達は行けません(自衛隊宇都宮北駐屯地)」 「宇都宮市では福島県向けの救助及び支援ヘリコプターなども飛んでいますが、実際に避難所にまで届いたかどうかは分かりません(県災害対策本部)」 自治体、政府、自衛隊、災害対策本部・・・人を助けるであろう任務の媒体が、被災地にいない現実。 腰の重い自治体が動くのを待っていたら、災害で生き残った家族が人の手で殺されてしまう・・・! -------------------------- 今回の大震災で7.4Mという巨大津波が町を襲い、全壊状態となった南相馬市出身の大土雅宏(おおどまさひろ)=O.D.O は、地震発生の翌日に動きだしていた。 幅広い人脈の中でも、特にEXTRIDE、JOYSTICK、FILLMOREなどのアーティストが主体となって全国に呼び掛けた。 そして日本中が大混乱している中、4tトラックを手配し、青森から宮城、福島の各被災地を見て回った。 現状は、予想以上の惨状だった・・・・。 その間もmixiを通じて物資の募集などを募っていたが、たった3日の間に30tの物資を集めることができた。 この活動が全国規模に広がり、新たに「東北関東大地震支援隊(BOND&JUSTICE)」というコミュニティを立ち上げ、現在も各地の情報などがリアルタイムで更新されている。 そこには、マスコミに抑制されていない「現実」の声が書いてある。 同コミュニティは、運営4日目で参加人数2000人を突破している。 -------------------------- この活動を知り、物資の支援に必死になった私だったが、大事なことを忘れていた。 それは、本当の意味で「人のため」の活動になっていなかったことを。 この活動に何らかの形で参加している全員が、「自分のため」に動いていた。 福島、宮城、東北に縁のあるもの、ないもの・・・・ 求められたわけじゃない。それぞれがお互いを知らないなかでも、自分に何ができるか考え、自ら立ち上がったのだ。 被災地に家族が取り残されている者たちの中には、自らの「不安を消すために」動いている者もいた。 私もそうだ。 家族と連絡が取れたのは3日後だったが、それまでの3日間は悲惨だった。 泣いても心が落ち着かなくなると、心のケアを誰かに求めた。 しかし、人には人の生活がある。大切なものが、別にあるのだ。 被害のない地域からは呑気な話しか聞こえてこないし、誰かが地震の事を面白おかしく話すのが憎いこともあった。 でも、それが生活なのだから。 いつかは被災地も、平常に戻るのだから。 何かを犠牲にしてまで誰かを助けるとしたら、それは人助けじゃない。 自分や誰かの生活、そして大切なもの何か・・・ それは人それぞれ違うのだし、大混乱している日本ならば、なおさら強調されるだろうから。 誰かに何かを求めるのは、無理強いしてるだけでしょ? 何も伝えなくても、被災地へ支援したいと思う人なら大勢いたのだから。 -------------------------- そう感じてから、物資支援ばかりのことで頭がいっぱいだった私にも変化があった。 実際にこの活動の場を見に行って、食事もせずに動いている状況にも気付いた。 そして、もっと広く広めたいと思い、この活動の宇都宮支部「ALLSTAR」から生放送を始めたわけだが・・・ まず、この活動名がなかったため、仮称として「O.D.Oプロジェクト」として放送した。 しかし、私が出しゃばらなくても、この活動は大きな力になっていた。 むしろ、動いているみんなには邪魔になることも多かった。 しかし、やめるわけにはいかない。続けることに意味があるのだから。 自分で納得できるところが見えないまま、終わるわけにはいかないんだ。 -------------------------- そして放送開始2日目、みんなに豚汁を差し入れた。 「あったけー」って言って食べてくれるみんなを見ていて、初めて自分にできる事に気付いた。 “サポートする人たち”ではなく、“サポートしてる人たちのサポート”ならできるかもしれない。 自分にできること、本当に些細な事が、誰かの力になっていくんだって。 そう感じた時、思ったんだ。 「人のためって、エゴかもしれない。」 -------------------------- そして放送開始3日目、カレーを差し入れた。 実話ナックルズの取材予定があったため、この日は6時間の最大枠で放送していたが、実話ナックルズは被災地・いわき市へと向かったと聞いた。 この実話ナックルズの記者たちは、いわき市のHOTEIさんという人のお店を取材する予定だったが、HOTEIさんはいわき市から宇都宮市に避難していたところだったのだ。 放送2日目に宇都宮支部「ALLSTAR」にて地震発生から避難するまでの話や、全国規模でのこの活動のことも伝えることができた。 そして放送開始3日目、大土さん本人mixiにより、この活動名が決まった。 「BOND&JUSTICE」 絆、そして正義 今、大土さんがどこにいるか、それを心配する人はいない。 彼が何をしているか、不信を持つ者はいない。 大きな活動を続けていく中で、違いを感じたらやめればいい。 違う音を出す楽器は耳障りになるだけだ。 しかし、身体が心について行くのには限界がある。 「自分の何かを犠牲にしての活動」になってしまうと、心も離れていく。 知らぬ者は尚更、無理を感じると離れていく。 そう、人間はいつまでも泣いていられない。笑うのが好きなんだから。 どんなに悲惨なことでも、人間は忘れる。 でも、何かをきっかけに思い出すんだ。 BOND&JUSTICE も、いつかは思い出になっていく。 でも、いつまでも、心のどっかに残ってく。 誰かの笑顔になったってことを。